開院5周年

今朝の出勤時、職員出入り口で突然のくしゃみ発作に襲われた私は、よろけて下駄箱上の花瓶に頭突きを見舞わせ床に落とし、木っ端微塵にしてしまいました・・・
そんな不吉な出だしで始まった今日は、なんと当院開院5周年の記念すべき日でした。

最大限の情熱(と必要最小限の資金)を投入した当クリニックですが、さすがに5年経つと、あちこちにほころびが出てきます。 デジタルレントゲン装置は故障して代用機のままですし、救命救急装置のAEDはバッテリ切れで交換を要し、洗濯機は出張修理のお世話になり、働き者のルンバ君も最近は、ベースステーションに帰還出来ず、ソファーの下で事切れていることが増えてきました。 その他、プリンタなどのPC関連機器、植栽や照明器具、ドアの滑り具合など、あげつらえればキリがありません。

その中で、最も悲哀の涙を誘ったのが写真(左)の「勃起の硬さスケール」です。
これはED(勃起不全)の患者さんが、“自身”の「硬度」を自己評価する診療用ツールで、硬度の異なる4本のポールで構成されています。本来、硬さは異なるものの、全てピンと直立しているものなのですが、最も硬くない左端のポールが最近、“自立”さえままならない状態になってしまいました。待機時には写真(右)のように、“添え木“に支えられている有様です。ある意味、面目躍如といえましょうか・・・

さて、そんな腰くだけしたポールとは違い、私をはじめスタッフ一同は、6年目を迎え益々意気軒昂です。今後も不屈の精神で診療に邁進してまいります。
最後になりましたが、お祝いを下さった皆様、お心遣いありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。