岡崎市にある株式会社オリバーさんに行ってきました。業界最大手の本社ショールームだけあって、膨大な業務用家具の品揃えでした。来客の多くは、あらかじめカタログで選定した商品の確認のために訪れるとのこと・・・納得です。無垢のまま行ったら、あまりの広さと品数に呆然としてしまうでしょう。
私も、こちらの要望をもとにプレゼンされたロビーチェア等数点の家具類の最終選択に伺いました。「俺の設計したクリニックに下手な家具は置かせん！」とばかりに同行してきた設計士の吉野さん（株式会社・藏創）とともに、スタイル・生地・色合いなどを最終調整。ロビーチェア、点滴用リクライニングチェア、診察台などを選定しました。ロビーソファは全てアイランド型。患者さん同士の視線がなるべくかち合わないよう配慮したつもりです。クリニック完成の際にご確認下さい。
院長室用の豪華応接セットや“重役デスク”も勧められましたが、そちらは丁重にお断りし、ショールームの旅は終了。その後、なぜか昼食をご馳走になり、お土産（八丁味噌）まで頂いて帰って来ました。「丁重なもてなし」の次は「高額な見積り」が予想されますが、患者さんに直に接する備品をケチるつもりはありません。その分、院長室は質素に仕上げることにします。
写真はショールーム最上階の“ミュージアム”（歴史を彩った家具が展示してある所）にある「ローマ法王が来日の際座った椅子」です。その他、洞爺湖サミットの演説台やモンローのベッドなど多数の貴重家具が展示されていました。
