ラーメン屋のポイントカード

土曜日の診療終了後、一週間の激務(?)に耐えた自分へのご褒美に、近所のラーメン屋に出向くことがあります。

そこは、店員の怪しげな関西弁が飛び交う騒々しいチェーン店なのですが、味はまずまずで、“お一人様”でも入りやすい雰囲気なので気に入っています。

この店には、来店ごとにポイントシールがたまり、それが
30だか40ポイントになると、「ラーメン一杯無料」などの特典がつくシステムがあるようなのですが、私にとっては、40点もためるには数年かかりそうだし、かりにポイントがたまったとしても、それを提示して「無料ラーメン」を注文する勇気はないので、あまり興味がありません。
というかそれ以前の問題として、レジの女の子は「ポイントカードはお持ちですか?」と誰にでも言う台詞を、私にはほとんど言ってくれません。当然シールもくれません。

私が、ラーメン屋などには滅多に来そうにないハイソな雰囲気を醸し出しているせいでしょうか?それとも単に“感じの悪い陰気な奴”と思われているだけなのでしょうか?(おそらく後者でしょう)
実は今までに2度ほど、「ポイントカードは?」と聞かれたことがあります。その都度、
(はっ?何それ?持ってるわけねーだろ・・っていうか俺、こんな場末の店来たことねーし・・もしかしたらラーメンとかいう下品な食い物も数年ぶりかもしれねーし・・)的なオーラを出しつつ
「・・あ、いや・・」と答えていたので、自業自得かもしれません。 でも、まっさらのポイントカードだけは密かに2枚所持しています。

で、本日の会計時。
レジに回ったバイトの女の子は、ニッコリ笑い、「毎度、ありがとうございまーす」といって、釣り銭と小さな“シール”をくれました・・・

・・・不覚にもリピーターとして認識されてしまったようです。
ま、毎回ひとりで来て、昼から瓶ビール2本もくらっていれば、いつかは覚えられてしまうかな・・

ほとぼりを冷ましたら、また伺います。