子供は皆、仮性包茎といって亀頭が包皮で覆われているのですが、包皮と亀頭の間に垢や尿のカスがたまり、そこに細菌感染が加わると、「おちんちんが真っ赤に腫れて痛い」という状態になります。これが亀頭包皮炎です。
亀頭包皮炎の予防には、毎日入浴時に、包皮をしっかりむいて、おちんちんをよく洗うことが大切です。また排尿時に包皮を軽くむき、尿道口を露出させることも肝要です。
ポイントは包皮を“むく”ということ。
本日、本屋の児童書コーナーを通りかかったところ、「ぼく むくよ。」というキャッチコピーが目に入りました。何かの見間違いかと思い、そのポスター二度見すると、確かに「ぼくむくよ。」と書かれています。その隣では何かを決意したような坊やが目を輝かせています。坊やの名前は「ムキオ」。セーターには「M」のマーク。
亀頭包皮炎予防の啓蒙活動もついにココまで来たかと感心しかけたのですが、よくよく見ると、「新しいみかんのむきかた」という本の宣伝でした。
しかし、どうみても制作者は“そっち”を狙っています。
三ヶ日みかん、恐るべし!!