先日、前方を行くバスの後部にわたなべクリニックの看板を見つけ、思わず写メりました。
実は、クリニックの看板を側面と背面に掲げた遠鉄バスが4台、1年前から浜松市内を走っています。
診療所も所詮は客商売ですので、食べて行くには、ある程度の宣伝広告は必要です。しかし、やみくもに広告費を浪費するわけにはいきませんので、広告媒体の評価も重要です。
当院では、初診患者さん用の問診票の一角に、「当院を受診した理由」という質問欄を設け、
□( )の紹介
□ネットで検索
□通りすがり
□看板を見て
□その他( )
等々の選択項目を並べています。さらに、「看板」を選んだ方には「何処の看板か」をお尋ねするようにしています。
そしてこの1年、「バスの看板を見て」という方は、なんとゼロだったので、今月末に切れる契約は更新しないことにしました。もっとも当初から、バス広告の効果に多くを期待していたわけではなく、クリニックの看板を背負ったバスが走っている光景を見て、自己満足に浸りたかっただけだったのですが・・・
ところで、昨日風邪でみえた患者さん。その受診理由はなんと、
「待ち時間が短いと聞いたので」でした・・・
・・・ウッ!!そんな容赦のない口コミが・・・!
ちんけな自己満足に浸っている場合ではなかったようです。