シュレッダーと新年の抱負

当院に限らず、どこのクリニックでもそうでしょうが、ダイレクトメールやらパンフレットやら使用後のコピー用紙やらで、廃棄処分を要する書類は毎日あっと言う間に溜まってきます。そのため朝に夕に、電動シュレッダーは大車輪の活躍です。

先日、そのシュレッダー様に書類をくべながら、ふと思いました。
「シュレッダー作業は“人生”の縮図だ!」と。

規定枚数以内の書類をコツコツ地道に投入している限り、シュレッダーは問題なく作動してくれます。しかしそこは人間ですので、単純作業を繰り返しているうち、徐々に欲(怠慢心)が出てきて、もうチョット、もうチョットと、投入枚数が増えていきます。そして遂には、機械を詰まらせ、その修復に手間取り、結局は地道にやった場合の数倍の時間と労力を無駄にしてしまうのです。

・・・分かっちゃいるけど、止められない。

「無理かなー??」と思った分厚い束が
「ウィーーーーーーーーーン・・・シュポンッ!!!」と突き抜けた時の、小さな爽快感が癖になるからです。

今年も、小さな快感を求めて、多少の冒険をしたいと思います。
(もちろん、診療以外の場面で)

写真は、伊勢神宮に初詣した際、駐車場でもらったシール。
本年も、よろしくお願いいたします。