第10回を迎えた浜松シティーマラソンに、今年も参戦してまいりました。浜松駅前や市街中心部を通るコースにリニューアルされた21.1 km、記録1時間55分28秒、着順1566位/4234人中、という結果でした。1年前の自分を何とか約800 m 引き離せた事になります。
正直今回は、十分な準備が出来たとは言えないのですが、それでも自己記録を更新できたのは、初めて装着した高機能ランニングタイツのおかげでしょうか？
「準備」といえば、ソチ五輪スノボで銀メダルを獲得した竹内智香選手が、出国前にブログに綴った台詞が印象的です。
「五輪はテストを受けるような気持ちです。・・（中略）・・100点満点のための準備ではなく、テスト範囲以上のことを学び、いつでも全ての課題にどんな角度からでも答えられる準備をしてきました。だから今は、そのテストを受けられることが心から楽しみです。」
世界中の様々な景色を眺め、多様な味覚を楽しみ、多彩な人々に接し、薫陶を受け、時に書物をひもとき・・・この4年間で、自身の人間としての圧倒的な成長を確信できたのでしょう。この心境に至ったのであれば、メダル獲得どころか五輪出場さえ不要かとも思えます。羨ましい限りです。
最後になりましたが、今年も沿道で暖かい声援を送ってくれた皆様、本当にありがとうございました。今後1年間、しっかり準備を整え、少しでも成長した姿を、またお見せしたいと思います。
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