今昼、近所の「すき家」で、牛皿定食をかっ喰らっていたときの出来事です。
「・・・う~・・お客さんに叱られちゃいました~!」
ドライブスルー窓口での対応を終えたバイトの女の子が、半泣き状態で戻って来ました。
「そっ、そうかーー・・・」
先輩らしき男性・・慰めたいのに、そこから先の言葉が出てきません。唇を噛みしめて、うつむく彼女の背中を見つめるだけです。
おそらく、その客を怒らせた原因は、彼女にも彼にも分かっていて、でも、彼女のせいでも彼のせいでもない。彼らにはどうすることも出来ない、その店のシステム上の問題だったのでしょう。
あたりには重苦しい空気が漂い、私の箸も止まりました。
と、次の瞬間、女の子が我に返ったように大きくコクンとうなずくや
「ハイッ・・・ 大丈夫です! 頑張ります!」
クルッと振り返って、先輩にニコッと微笑みました。
お世辞にも美人とは言えない彼女でしたが、思わず惚れそうになりました。
たわいのない、オチもない話ですが、とても暖かい気持ちになったので、久々のブログにしたためました。