いつもとは違うコンビニへ行った時の話です。
昼食用のおにぎりとカップ麺をレジ袋に詰めてもらい、支払いのため、スマホでバーコードを提示しました。
「はい、PayPayですね」
(カス!)(あれ!) (カス!)(あれ!)
店員のおばちゃんがかざす読み取り機が、なかなか「ピッ!」と反応してくれません。
まーよくあることです。たいていの場合、読み取り機のスイッチを入れ直せば解決するものです。
私は平常心で、店員さんの次のアクションを待っていました。
「すいませーん。バーコード出し直してくれませんか?」
(えッ!こっち!?)
こっちはバーコードを提示しているだけなんだから、問題はそっちに決まってんだろーが!
下から上に舐め見しながら「はぁーーーーッ!?」っと言ってやろうかと思いましたが、ぐっと堪え、
「そうですか」と、 静かに、バーコード画面を再表示しました。
こういう輩に理屈は通用しません。現実をつきつけるしかないのです。
「ピ」
なんと、読み込みが成功してしましました!
「ありがとうございました~~!」
どんなもんだ と言わんばかりに顎をしゃくるおばちゃん!
わたしは能面のような顔で品物を受け取ると、静かに店を後にしました。
(・・・負けた!)
写真は、仲間の増えた偽サファリと、周年記念に頂いたお花