新嘗祭

今日は「新嘗祭」。

この日は、農耕民族である我々日本人が、その年に収穫された農作物の恵みに感謝するため、「祭祀王」であらせる天皇陛下が、天地の神に五穀を供えるとともに、自らも食すという、日本人にとって最も重要な日です。

しかし、小中学校では最近、というか我々の世代(昭和30年代生まれ)を含めこの半世紀以上、「新嘗祭」の意味を、いやそれ以前に「新嘗祭」という名称すら、教えることはありませんでした。「勤労感謝の日」とやらで誤魔化して・・・

今上陛下は、健康状態が芳しくないため、御即位以来初めて、今日の宮中祭祀をお休みされるとのこと。
皮肉にも、陛下が欠席されるというニュースのために、「新嘗祭」をいう“フレーズ”が何度もテレビニュースに流れ、「宮中祭祀」という“馴染みのない”陛下のご公務が、マスゴミによりアナウンスされました。

ひとりでも多くの同胞に、「新嘗祭」の意味と、天皇陛下の人知れぬご公務の重みを知ってもらいたいと考えます。同時に陛下の一日でも早いご回復を祈念いたします。

酒飲みのため、夕げにご飯ものは滅多に口にしないのですが、今日はありがたく白米(献上米ではありませんが・・)を頂きました。