当クリニックは住宅と商工業施設が混在する地域にあり、周囲に畑や田んぼはほとんど無いのですが、なぜか、週に数回、院内をダンゴムシが徘徊している場面に遭遇します。
足が6本以上ある動物に触れると即死する特異体質である私は、手も足も出ず立ちすくむのみ・・
「だ、誰かーっ! 掃除機を持ってきて、こいつを吸い取ってくれーーっ!!」
と、やっとのことで叫ぶと、
「またですかー!?」
と、スタッフの女の子がやって来て、ティッシュで虫をつまみ、窓から外に放ってくれます。
結果的に、私の「掃除機・・云々」というくだりは全く無視されているのですが、助けてもらっている立場上、何も言えません。
しかし、いつまでも彼女たちに頼っているのは情けない。願わくは我に強力な武器を!
ということで、近所のヤマダ電機へ行き、ハンディクリーナー(2980円)を買ってきました。今後はこいつを使い、バッスンバッスンとダンゴムシを吸い取ってやります。
ところで、このクリーナ、よくみると、振り向いた白鳥を思わせる愛らしいフォルムです。集塵部分の色合いも、捕獲したダンゴムシの“量”は確認できても、そのおぞましい細部までは見られない、絶妙な透け具合になっています。
ここに、ダンゴムシがビッシリ詰まった光景を想像すると、身の毛がよだちますが、もちろん、溜まった獲物を捨てる役目は、スタッフの女の子にお願いする予定です。
期待の新人 ”見返りスワン”ことダンゴムシ専用ハンディクリーナ