コロナ禍でまだまだ不安定な世の中ではありますが、当院は無事に開院11周年を迎えることができました。いつも労を惜しまず働いてくれるスタッフや関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、当院では開院以来、周年記念日には赤飯弁当をスタッフに振る舞うという慣例があります。ところが最近、ウチの娘たちが実は赤飯が苦手で食べられない、そして「赤飯の苦手な人は一定数いる」という衝撃的な事実を耳にしました。
私自身は、週1~2回なら白米が赤飯に置き換わっても苦にならないという“平均的な赤飯愛”の持ち主なのですが、もしスタッフの中に赤飯嫌いの人がいたらどうしよう!
そんな不安が頭をもたげて、今年は事前に「赤飯が苦手な人は、別の弁当を注文するので言ってね!」と提案しようかと思いました。・・・でも止めました。
だって、「実は赤飯が嫌いでした」なんて人が一人でもいたら、10年間嬉々として赤飯弁当を配り続けた自分がピエロみたいじゃないですか!
というより、「慶事に際して赤飯を食み、邪気を払う!」とういのは、個人の嗜好を超えて垂直に伝承されるべき、日本人としての良き因習ではないのでしょうか!
どうか、皆さんが「赤飯大好き」でありますように!