風邪診療に思う

 

時節柄、風邪が流行っています。
今年の風邪は、高熱はでないものの、咽頭痛から始まり、咳や痰が長引く印象があります。

勤務医時代も風邪の診療はしていました。しかし風邪症状だけで大きな病院に来る方は少なく、専門分野も腎・泌尿器でしたので、多数の風邪患者さんを継続的に診る機会は多くはありませんでした。

今は、風邪症状で初診となる方はもとより、症状が治りきらずに再診する方、ご家族や会社の同僚で同時あるいは時間差で受診される方々など、多くの患者さんを拝見しています。

風邪の診察を通して、その向こうにある家族や会社、地域コミュニティの「現在」が垣間見られる・・・・勤務医では味わえない開業医の趣を感じるこの頃です。

写真はみかん(未完)
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