車はオスかメスか

私「そろそろハイブリットカーもいいな。トヨタのアクアなんてどう?」
家人「何それ??」
私「プリウスはわかるだろ。その“弟分”とかいう奴。今人気で、納期はかかるらしいけど、何とリッター30㎞以上も走るらしい!」
家人「・・・だめっ!」
私「えっ!なんで?」
家人「“妹分”じゃないから!」
私「そこっ!?」

そういえば、車というのはオスなのかメスなのか?
新幹線は男か女か?・・・駅(液)を飛ばすから男
という、お下劣なナゾナゾはありましたが、車がオスかメスかといった議論はあまり聞いたことがありません。

電気ケーブルのコネクタにはオス・メスの区別があります。差し込む突起があるのがオスで、差し込まれる穴があるのがメスです。車の穴といえば給油口でしょうが、あれは用途からいって間違いなく口です。突起らしきものはマフラーくらいで、ガスは出ても液は出ませんので、まず肛門でしょう。結局、車に生殖器らしきものは見当たりません。
車は常に“乗られる”立場だから女だ、と言うひともいそうですが、昨今は「裏表、くんずほぐれつ」といった具合で、乗られるのが女とは限りません。そもそも、車には男も女も“乗る”のですから。
「愛妻」とは言いますが、「愛夫」とは言いません。ということは「愛車」と表現できる車はメスでしょうか?
追突事故を俗に「カマを掘る」といいます。“カマ”を掘るのも掘られるのも男ですから、やはり車はオスなのでしょうか?
映画「カーズ」の主人公は男でしたが、女の登場キャラもいました。
屈強なオッさんに駆られて、日に何百キロも走る大型トラックはオスで構いませんが、可憐な女性が颯爽と操るパステルカラーのコンパクトカーは、願わくばメスであってほしいものです。

・・・ということで結論。
車にはオスもいればメスもいる。性別は原則的に納車された時点でオーナー自身が決めればよい。

ちなみに、私の通勤の足「なべクリ2号」ことスズキ・ラパンは、更年期を迎えた女性です。毎日なだめすかしながら乗っております。